終始「なんだろう」と考えていた。
「登場人物みんな何を考えているんだろう」
「この映画で何が伝えたいんだろう」
途中で分かった気がしたと思ったらすぐ覆されてを繰り返した。
クラブにアートにフェミニズム、、、
刺激が強い女性陣とスピリチュアルな男性住人との生活の中で、
できるだけ客観的に、縛らずに、ジェイミーを育てようとするドロシーは、
とても強くて繊細な女性だった。
後半、ジェイミーがドロシーに、
周りの助けなんて借りずとも僕たち二人で乗り越えればいい、
というようなことを言ってから、
ダンスをしたりご飯を食べに行ったりするシーンは、
とても普通で幸せでやっと安心することができた唯一のシーンだった。