『ラブレター』
すごく面白いと思ったのが、母親ってこんなにも娘のことが気になって仕方が無いんですね。
"Don't you think maybe they are the same thing?
Love and attention."
(同じだと思わない?「愛」と「気になる」ってことと。)
「愛」してるからこそ「気になる」んだけど、何かにつけてとにかく気に入らないという・・・
まるで娘に恋してるみたい。
娘のレディ・バード(シァーシャ・ローナン)が旦那には伝えていたのに、自分には内緒でニューヨークの大学に合格してたってことが分かると、拗ねまくるお母さん。
ジェラシーかーい!
あんな風に何度も娘への手紙を書き直しては捨ててしまうなんて、まるでラブレターをしたためてる乙女だもの。
なんかかわいい。
さっきのセリフの"love"を「恋」と訳しても、差し支え無いんじゃない?
この映画は、監督から故郷の町サクラメントへの、そして彼女がそこで過ごした思春期の日々へのビタースウィートなラブレターだと思うのだ。
↓やっぱり、ありがとうって温かい。
Thank You / Dido
https://youtu.be/2wjMlOCSgK8?si=9nRyNjL2MrJOgMpZ