レディ・バードのhiのネタバレレビュー・内容・結末

すれ違いはどうしても生まれるし、その上で母親と話したい、無視しないでよと伝えられるレディバードは本当にお母さんが好きなんだなと感じた。
ムキになっちゃうの、家族だから。
すごく息が詰まる、わかる、と思ってしまった。
私はどちらかといえば、母親のようにムキになってしまって口を聞かないなんてしてしまう人間だったので、素直に伝えられるレディバードはとても可愛げのある人間だな…と。

経験がないから特別で、理想的なもので、この人と思ったのに現実はそんなもん。
人は嘘をつくし、仲良くいたいから相手に合わせて……なんてしなくていい。これを学生のうち気がつけるのは凄い。
他人にへつらわず、強く生きて生きたいなと思わされる映画だった。
なにかあったときに家族にもたれかかれるのは素敵。