レディ・バードのネタバレレビュー・内容・結末

レディ・バード2017年製作の映画)

Lady Bird

上映日:2018年06月01日

製作国:

上映時間:93分

4.0

あらすじ

「レディ・バード」に投稿されたネタバレ・内容・結末

とても好きだった。けれど、書いてたら映画自体の感想から外れた。

母と娘の関係が主題のようだけれど、個人的には切実に愛を求める人たちの話だと思った。

ダニーがレディ・バードにカミングアウトするシーンが印象に残った。観た当時は、彼も辛かったんだね、みんなそれぞれ大変だよねって思ったから。
グレタ曰く、自分にとって彼がどういう存在でありうるかという視点から外れて、レディ・バードが個人としての彼を初めて見るシーン。これで腑に落ちたことがあった。
自分の理想の相手は自分の枠内で信じ込んでいるだけだから、ギャップに対して裏切られたって怒っちゃうのは、まだ相手のことをきちんと知らないだけなんだねって思った(まあ嘘ついてたのは否めないけれど)。そこを理解して初めて、きちんと相手と向き合えるんだろうな。
ダニーの不安を一瞬で受け止めた彼女は大人だった。
レディバードの若さゆえの痛々しさがすごくよかった!ピンクギプス選んでるところとか普通な自分を受け入れられないところとか。離れてみて気付く故郷の美しさ。
色気づいて付き合う友達変えるあたりがすごくリアルでわかるし、結局元々仲良い子に戻るのもわかる。
青春映画のニュークラシック。

サクラメントをドライブする母と娘のカットバックがほんとうに素晴らしかったです。こうしたかたちで、母娘のつながりの深さが語られるとは。上京してきた人間のひとりとして涙。

個人的なことは政治的なこと。
ひとりの人生の岐路において、その国の政治状況(9/11からイラク戦争へ)や経済(ITバブル崩壊とその煽りによるダウンサイジングと格差)、社会問題(コロンバインの記憶、中絶問題、LGBT、人種問題)、文化的コンテキスト(サクラメントの格差、保守系文化)はしっかりとインパクトを持って立ちふさがってくる。それらを政治的な訴えのための道具としてでなく、レディバードの人生にとって必然性をもって語られているのがすばらしいなと思い。

きちんと人々の人生を描こうとする誠実さを感じました。たとえ青春映画によくある役割だとしても、それぞれの人生があることを引き受けているというか。CDコレクションを売れ筋ばっかじゃんと馬鹿にされて、でも好きなんだよ、と返すのは良かったなあ。。

また、感情の解放、をともなうシーンがどれも素敵でした。演劇ワークショップの神父、笑ってしまったけど彼にも深い絶望があり。。。カフェの裏でのダニー、プロムに向かうジェニー、カイルの家に来てもらった時のレディバード、空港でのお母さん。。誰にも抑圧されてきたこと、矛盾する感情があり、それを伝えられることの尊さ。

とにかくセリフがよくて、ポンポン繰り出される、適度に想像の余地を残す余白をもったやりとりが最高なんですけど、大事なところでハグで語りあうのがよいです。

カイルのバンドの2002年っぽさ最高、とか細かいところはほんとにいろいろあるのでもっかいみます。

パンフにあわせて、二本立てでみるなら、
トイストーリー3とかどうすかね。
実家出る映画の傑作として。
アンディのお母さんの声優は母役のローリーメカトーフさんとのこと。
愛だ

というかんじ

おかんが感謝祭の夜にさみしかったっていうシーン
マダムが実は神様と40周年ていうシーン
おとんがケーキをふき消す娘の髪に手を添えるシーン
NYで自己紹介するのにレディバードではなく、クリスティンていうシーン

塚口遠かったけどいってよかった
母と娘の関係性から恋愛、友達関係、同性愛、鬱、セックス、いろんなものが描かれていて、好きだった
グレタ・ガーウィグ好きなので、すごく楽しみにしてたのに、観るの遅くなってしまった。
けど、久しぶりに映画に没頭出来た心地よさ。

セリフや音楽が、ユーモアがあって全編通して面白かったし、後半の方2,3ヶ所のシーンでは思わず涙した。

主役やママだけじゃなく、周りの人たちの色々を想像させるような、広がりを感じる物語すき。

パパが仕事探し🖥してただろうにいつのまにかソリテア🃏しててママと娘のケンカのとばっちり受けてるとことかウケた。

ママが娘のワンピースの丈詰め(夜なべ)をしてるところとかほんと何気ないシーンから愛情を感じてじんわり。。
母娘あるあるであふれていた〜共感
親友のジュリーは自分のことがあまり好きではなさそうだったけど、とても可愛いひと! 将来めっちゃ良いパートナーに出会える感じがした
ママが文才がないと思われるのが嫌で手紙を渡せなかったのも人間っぽくてよかったな
いやわたしはプロムに行きたいって言える女になりてぇ〜ですね
ある意味凄く純粋。嘘つきで性格悪いって言ってたけど、自分の素直な衝動に嘘つくことはない。イタイ部分もひっくるめて、これこそ17歳の女の子だよなぁ。
私は、ここまで思いっきりできなかったな。羨ましくて、終始どきどきしました。
プロムの日、「私はこの曲好き」「私はプロムに行きたい」の言葉が出たシーンよかった。
レディバードちゃんの服、真似したいくらい可愛いかった。
・今ある自分以上の何かになりたい、なれるはずともがくレディ・バードの、可笑しく、痛々しく、ちょっぴり切ない青春の日々。
とにかくレディ・バードの生き方の様々な断片がいい意味で心に突き刺さってくる。
もう後から思い返したらジタバタすること請け合いの若気の至りの数々。でもどこかキラキラしてて楽しそう。
自信たっぷりに「私の名前はレディ・バード」と名乗る度に可愛いと思いつつもムズムズする気持ちが抑えられない笑
そんな彼女が最後には親からもらった名前を名乗るようになるのがいいよね〜。
・シアーシャちゃんの制服姿や、衣装の数々が素敵だった
・レディ・バードとジュリーが一緒の時が心から楽しそうで、本当の親友同士というのは互いに自然体になれる存在だと思える。
聖餅をスナック感覚で食べながらオ○ニートークしてるの笑ったw
・シアーシャちゃん、ルーカスくん、ティモシーくんの今をときめく若手俳優たちの共演が嬉しい。
好青年だけど誰にも言えない秘密を抱えるダニー、ダウナー系のバンドマンカイル、それぞれ好演だった。
・カイル早過ぎwのところは笑う
・カトリック系で厳しいから学校主催のパーティーでも行き過ぎた接触はNGかw
・親は子どもには苦労しているところや辛い部分をなかなか見せないものだけど、子どもは分かっていないようで心の底では分かっているものだし、どんなに反発し合っていても親は子どものことを気にかけ幸せを願っている。
なんだかんだいって、健全な親子関係だとそういうものなんだよな。
私自身はまだ子どもとしての立場しか経験してないけど、きちんと育ててくれて、決して安くはないお金をかけてくれた親への感謝は忘れないようにしたいものだ。
・ママが搭乗口に向かう時、泣き顔を見せまいと車のミラーで笑顔を作ろうとするところ泣ける…
・お兄ちゃんだけ人種が違うよなーと思ったらやっぱり養子なんだ。なかなか子どもを授からなかったからはじめ養子をとったってことなのか、繋がった…
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