まがれっと

レディ・バードのまがれっとのレビュー・感想・評価

レディ・バード(2017年製作の映画)
3.8
クリスティンは決められた形から脱したくて色々反発したり
無茶したりして傷つくけど、結局受け入れてくれるのは
元々のコミュニティーなんだよね。ジュリーという親友だったり
家族だったり、教会だったり。
特に、母と娘って近すぎて心がうまく通わない時があるのは
その究極形なのかもと思った。
お互い遠慮がなさすぎて心にズカズカと入りすぎて傷つけるけど、
心の奥底にはいつもその存在があるみたいな。
その感覚がリアルだった。
演劇部の指導者の神父様の代わりに来たアメフトの2軍コーチの
的はずれな熱意を、部員が一生懸命受け止めていたのが可愛くて
クスってなりました。