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レディ・バードのSのネタバレレビュー・内容・結末

レディ・バード(2017年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

彼女自身の性格も身なりも、日々の悩みや不満や葛藤も、そんな中での楽しみも等身大の高校生をありありと映しだしている。そんな彼女が変化する激動の時間を共有してくれた映画なのかなと思う。

親は何もわかってくれないし地元は退屈、ぎこちない恋愛も進展したってうまくいかないことばかり、親友とはすれ違うそんな日々。ティーンの悩みは尽きない。ズルするし嘘つくし背伸びするしイタズラするし知ったかぶるレディバードの姿は、昔の自分を見ているようでグッと引き込まれた。本当に飾られていない高校生の姿がそこにあった。
彼女が大学に羽ばたいた時、彼女の変化、成長が見てとれて、嬉しかった。彼女の短いながらのここまでの人生が詰まっていて、彼女自身もそれに気づいて、愛して、自分も周囲も受け入れてた。クリスティン。
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