青春だね〜
甘酸っぱいね〜
家族愛だね〜
先ずは2002年という設定が、只の現代ティーン向け作品として特定させずに、全世代へ向けての、誰でも通過してきた青春の思い出や葛藤を連想させる働きをしていて、巧いと感心。
意図的なのかは不明だが、編集などに若干の粗さは感じるものの、映像の色味や風味は独特で素晴らしい。とにかくお洒落でセンスが良く、自分は好みだなー。
そして、シアーシャ・ローナンの演技が秀でて素晴らしかった。脇もハリウッドの若手有望俳優陣で固められている。ナイス!キャスティング!
CA州の州都でありながらも、ド田舎のサクラメントを舞台に、主人公の中流階級より下の家庭環境が妙にリアルで、「フロリダ・プロジェクト」で落胆させられた🇺🇸の闇の部分とは違いリアリティ感満載。
山椒は小粒だけどピリリと辛い!
そんな良作!