何かに反発したり、何かに憧れてみたり、ちぐはぐな想いを繰り返してこんな風に青春を過ごしながら皆、大人になっていくのだな…とその頃を思い出す。17歳、もう随分昔の話です…笑。
レディ・バードは、恐れず正面きってぶつかっていく。その姿がなんとも潔きよく、可愛いらしい。
個人的には終盤のシーン…初免許でサクラメントをドライブしたあの景色と彼女の表情が秀逸でした。
印象に残る関係、会話も多くありましたが、特に好きだったのは、シスターが言った言葉「愛情と注意を払うは、同じこと」
誰もがどこか共感できる…そんな素敵な作品でした。