パンケーキとペンギン

レディ・バードのパンケーキとペンギンのレビュー・感想・評価

レディ・バード(2017年製作の映画)
4.1
2回目の鑑賞(2022/7/17)
母と娘の関係性がリアルだなぁと思いながら見ていた。「あなたにどれだけお金をかけたと思ってるの?」「(その服)ピンクすぎない?」など…娘に対してわざと嫌味な言い方をしてしまうお母さんにモヤモヤしたけど、随所で娘に対する愛情が見え隠れしてなんだか憎めない人だと思った。終盤の空港のシーンはお母さんの愛情が爆発していて最高に良い。泣ける。
一方のレディバードも、高校時代は不満タラタラだったお母さんや地元の街のことが本当は大好きだったんだということに親元を離れてはじめて気づくのだった。高校の先生が言っていた「愛と関心は同じ」というセリフに納得した。