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シンデレラ 前編のniwasakiのレビュー・感想・評価

シンデレラ 前編(2011年製作の映画)
3.6
オーロラの美しさを際立たせる仮面舞踏会から庭園へのシーンが最高すぎて、あのシーン見たさに前後編の長時間に余裕で耐えられる自信がある。
回想シーンは棚からぼたもち的なご褒美だし、その眩さに私の口からはお礼しか出てこない。
美しすぎてもはや美の暴力。美の往復ビンタ。痛いけど、嬉しい。ありがとうございます。

あと、資本主義らしくお金というパワーとコネを駆使するところもリアリティがあって良かったし、海外ドラマのような策略による殴り合いや、愛のためという名の最低な行為があったり、名作恋愛映画のオマージュがあったりで色んな楽しみ方が提案されていたのも良かった。
こういう書き方はなんだけど、コスパの良い映画だった。
パッケージのオーロラがタイプの人は、見てもきっと損はしない。美のビンタを食らうために自ら頰を差し出すと良いと思う。
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