おくちん

ヤマトよ永遠にのおくちんのレビュー・感想・評価

ヤマトよ永遠に(1980年製作の映画)
3.1
子どもの頃、テレビ放送される度に楽しみにしていました。自分にとって一番観たのはこの永遠にかもしれません。絵がまた綺麗になっています。ヤマトもパワーアップ。子ども心にはワクワクしていました。サーシャの進への片思い。複雑な思いがしました。ちょっとファザコン的な感じをこの作品で初めて感じた気がします。そして雪とアルフォン少尉にドキドキしていた小学生の自分を思い出します。今観ると、ちょい長い。ちょっぴり感じていた、ヤマトのステレオタイプ化。勧善懲悪モノっぽくて、当初の青春群像劇から変わってしまいました。独善的な感じがしました。また、真田さん、何でそんなに異星の化学に詳しいんだよ、みたいなご都合主義も気になりました。西崎プロデューサーのヤマトなんですよね、良くも悪くも。けれど、今観ても歌は良いし、浪花節っぽいところが好きなところでもあります。今度のリメイク版も楽しみです。