私はB級モンスター映画が大好きである。
未知の怪物と遭遇する個性的な面々が工夫を凝らして立ち向かうその展開が大好きなのである。
しかし、B級映画の8割以上は駄作であり、当たりを見つけるのは数年に１つあるか無いか。
結論から言うと今作は駄作である。
どこが「革新的SFスリラー」なんだ。
遊星X系の寄生によるパニックなんだが、寄生されてるのかされてないのかの疑心暗鬼な映写も少ない。
ザ・グリードのように舞台は船上であるが、中途半端な大きさだから逃げ回る様子も中途半端。
だからスリルが無い。
ヒロインは美人じゃないし可愛げもないし。
肝心のモンスターは木の根っこのような触手のような。デザインセンス無し。
カメラワークも悪く、見にくい。
唯一、画力があったのはエイリアンのビショップでお馴染みのラースおじいちゃんのみ。
あー全然面白くなかった。
鑑賞後四時間も昼寝しちゃった。
