11歳のアリスとロニーはベビーカーに置き去りにされている乳児を誘拐、自分達で育てようとするも死なせてしまう。７年の懲役を経て18歳になった2人。しかしまた黒人の乳児が連れ去られる誘拐事件が発生する。過去の事件と類似してるため疑われる二人。果たして誰が犯人なのか。
男だから滅多なことは言えないが母性や愛情が右往左往してしまったゆえの悲劇の映画だと思った。親の愛情を感じられずに卑屈になってしまったアリスの狂気にも似た愛情は不憫で悲しい。真相は中盤である程度判明するが、刑事や2人の少女の心理面を出来ればもっと表現してほしい。でもアリスの母親の告白シーンは演技が上手くて鳥肌が立ったけども。
ダコタファニングを久しぶりに見て大人になったなぁと当たり前な感想を呟いてしまった。
