ジョジー

シークレット・デイ あの日、少女たちは赤ん坊を殺したのジョジーのレビュー・感想・評価

3.6
2018未体験ゾーンの映画たちで上映された作品。キャストに惹かれてレンタル鑑賞。
7年前に乳児誘拐殺人事件を起こし少年院で過ごした2人の少女ロニーとアリス。彼女たちが出所して間もなく幼女誘拐事件が発生。2人が疑われることに…
昔の事件を起こす前から少女たの関係性に暗い闇を落とすところがあり、家族にも大いに責任があるかと。
子どもだからとなんでも勝手に親が決めていいものではないし、愛情を注ぐとこ間違ってるのでは? 登場人物たちの心に抱える闇が見え隠れする心理サスペンスとしては面白かった。
ロニーを演じるダコタ・ファニングは自分の過去をぐっと抑え込む無口な少女を上手く演じてた。7年前のロニーを演じた子役の女の子がダコタちゃんにそっくりで捉えどころのない演技が光ってたし。
アリス役の女優さんはちょっぴり太っちょ。彼女の母を演じるダイアン・レインとの関係が一番の肝かも。この母娘には最後まで狂気を感じた。
2つの事件に関わった刑事をエリザベス・バンクスが演じてて、彼女のトラウマを抱えての捜査にも息がつまる。
淡々と流れるストーリーで、最後は結構あっさりなんだけど、日常に潜むものの怖さを感じる映画だった。
ジョジー

ジョジー