財閥のクソばかクズ息子テオを演じるユ・アインの狂気がかった目が凄まじく怖かった。なんでも初めての悪役だというが、私は「生きている」のオタク少年くらいしか観てないので、逆にこの人の善人が想像できないくらい気持ち悪く仕上がってて見事だ。
マ・ドンソクが人混みの中からニュッと現れるのにはニヤッとさせられたがそのまま引っ込んでいくのは残念。もうちょっとこの乱闘に絡める身体つきなんだけど。
財閥の好き勝手し放題が本当だと韓国の人たちが認識してるんだな。この映画がすごくヒットしたっていうし。ナッツリターン姫の事件と公開が前後したようだけど、どうやったらテオや姫みたいな人が育つんだろうね。
ファン・ジョンミンはどの作品もいいなぁ。見た目が痩せ型でひょろりと貧相、庶民的な顔立ちでいろんな役になれるのかもしれない。
財閥に対峙する映画を２本続けて観てしまった。ちょっとお腹いっぱい。
