ステータスのために男を利用しようなんて青春ものとしては好感度低すぎる話なのに、キュート！！
このクソみたいな話ってコメディに振り切るしかないんじゃないかと思いきや
街で通見かけた男を彼氏だって嘘ついた、、、その人が同じ学校でした！！
マジで笑えるのに何故かセンチメンタルで描かれるていて、思えば2人の出会いも凄い爆笑シーンなのに青春の一時みたいな長回しの情緒あるシーンに仕上がってて(今は亡き渋谷PARCOって効果も)僕はこのヘンテコなバランスがシュールな魅力になっていると思いました。
ずっーとヘンテコでした。
主人公の友達がいう通り「自業自得、こんなめんどくさい事に付き合ってもらってる」まさにその通りで
思えば傘をさせなんて司令されたとて傘はオオカミくんのもの
どこを切り取っても、オオカミくんは口は悪くとも正しくあって、僕も魅了されちゃいました。
オオカミくんの恋愛哲学って素敵じゃないですか。
ずっと、囁かなヒントを与え続けてくれていたというか、愚かな見栄と異性がなくても青春っていいよね。みたいな
関係に名前を付けるなんて誰が敷いたファックなものだよね。みたいな
クラスメイトもなんだか皆素敵じゃないですか
ヘンテコなバランスとオオカミくんの悪さが無いと僕は主人公がウザくてたまらなくなってたと思いました。
1人で帰路につくときの鼻歌が
「心変わりの相手は僕に決めなよー。」ですよ。
嫌いになれませんね！！
私服のちょいと具合も絶妙じゃないですか、絶妙なセンス、南京錠にデコですよ。
あと、僕は超中途半端な大食い対決シーンで爆笑しちゃいました。もはや意味がわからないし、どんだけちょびちょび食うんだって
不満をいうなら、草壁くんのグイグイはもっと度をこして欲しかったし
怒ってお店を飛び出し1人で帰る時にも、口ずさんで欲しかっです、今夜はブギーバック
あと僕はラストがちょっと、、せっかく積み重ねてきた関係とか言葉とかいらないよね。みたいな(少なくとも僕はそこが好きでした)モノを、あろうことが主人公が白黒付けさせる所が、、、
まぁオオカミくんの歩み寄り、優しさと考えればオオカミファンとしては許すしかありませんね！！
もっとサクサク進んでくれれば大好きになってしまったかもしれません。
