カトヤン

ワンダーランド駅でのカトヤンのレビュー・感想・評価

ワンダーランド駅で(1998年製作の映画)
3.7
出会いそうで出会わないふたり。
すれ違い続けるふたりがただ出会うだけのストーリー。

彼らの人生が劇中流れ続けるボサノヴァのように気だるさと哀愁をかすかに漂わせる。

登場人物が皆んなチャーミングで淡々とした映像とボサノヴァとあいまって心地よくなる。
監督は後に「マシニスト」などB級スリラーを撮るというのも面白い。
意外と拾い物だった一本。忘れた頃に見返したい。

主人公を振る元カレがフィリップ・シーモア・ホフマンなのには笑った。
カトヤン

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