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犬に名前をつける日のerurinhanakoのレビュー・感想・評価

犬に名前をつける日(2015年製作の映画)
4.0
小林聡美演じるTVディレクターが愛犬を亡くしたのを切っ掛けに犬の命に関する映画を制作るために保護犬猫を救う活動している2つの団体を取材する設定。と言いつつ完全なるドキュメンタリー映画。
ただドキュメンタリーを見るよりも伝えたい事がしっかり見ている側に伝わってくる内容。東日本大震災で飼主と離れ離れになった犬猫が多数いた事は知っていたが、1000頭以上救い出した人達が居たのは知らなかったし、行き場を無くした犬猫達を殺処分から救い去勢・避妊をしたうえで新しい飼主へ引き渡す活動をする人達には頭が下がります。今ペットショップで販売するように保護犬譲渡を装ってビジネスにしている団体がいると聞きます。
保護犬に手をあげる時は悪徳ブリーダー同様にしっかり見極める事も大切だと思う。