れーちゃん

ダウンサイズのれーちゃんのレビュー・感想・評価

ダウンサイズ(2017年製作の映画)
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とある研究者が人口過多対策として、人間の体のサイズを約13センチに縮少する方法を発明。
体が小さいと生活コストも削減でき、裕福な生活を送れることから、縮小を望む人間も増加。

マット・デイモン演じる平凡な男ポールとその妻オードリーも裕福で自由な生活に憧れダウンサイジングをすることに。

前半はダウンサイジングする過程やそんな彼らの住む「レジャーランド」の暮らしを見せる演習が丁寧でとても面白いが、
小さくなった世界で事件が起こったり、身体への不可がかかったりするのではないか?という期待とは裏腹に、ストーリーの展開は全く違う方向へ!







ポールは常に、"周りもそうしているからそうしよう"、"みんなが行くなら行ったほうがよさそうだ" などと、常に自分の意思ではなく周りの反応や行動に合わせてチョイスをしてきた。

そんな彼がダウンサイジングした世界の環境や、出会った仲間のおかげで "自分が本当に求めていた幸せとは何か?" に気がつくことができるという作品。

本当にダウンサイジングな世界になってしまったら、普通の世界で遊んでいる小人を踏み潰してしまわないかが非常に心配。笑
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