設定が良いのに後一歩な感じな映画…笑
貧乏な生活をしていたオードリーとポール夫婦、人間を13cmまで小さくする技術が開発され、移住をすると今の資産が小さい世界では約14億円になると説明され移住を決断。
先に小さくなった夫ポールだったが、妻のオードリーは直前でビビる。ひどい笑
小さくなった町で出会ったダウンサイズの被害者のノクラントランと生活を共にしているうちに人類が滅亡する壮大なスケールの話へ…！
※以下ネタバレあり
ポールのいい人ぶりが滲み出ているがそれ故に生きにくそうだなと思いました。
新たな恋人と食事中、上の階の住人がパーティをしている音が煩くてベランダで怒鳴ったり、頼んでもない義足の調整ややったことも無い病人の具合を見たりなど要領が悪すぎる(いい人)！
しかしそのお陰で隣人のドゥシャンや同僚に気に入られるなどある意味カリスマ性が発揮されてるのか笑
小さくなった世界なのだからもう少し実物大の動植物や、モノなど「トイストーリー」のように絡んでくるのかと思いきや設定上危険だから隔離してある、と。(確かに筋は通っている)
なので特に普段の生活と変わらず、最後に蝶々やトンボが出ただけでほぼ何も無いのがなあ。
また、人類滅亡から逃れるためにシェルターにポールが逃げるか逃げないかで一悶着したあげく結局逃げないで人助けの道を選ぶのですけど、そこ重めに描いた割にやけにあっさりした印象。
結局は小さくなって大金持ちになった人間は本当に幸せになったのかを問いたそうな感じはしましたがあまり伝わっては来なかったです。
妻役のクリステン・ウィグとマット・デイモンはオデッセイで共演済だったのですが今回の出番はかなり少なめ。
マット・デイモンはオーシャンズシリーズのようにちょっとポンコツな役が似合いますね笑
