パエリア太郎

デスノート Light up the NEW worldのパエリア太郎のネタバレレビュー・内容・結末

1.8

このレビューはネタバレを含みます

続編が有るなら、日本全国民がノートを持ってる設定はどうでしょうか!?


えー?!
って思ってしまう事が多すぎてストーリーがどうでもよくなっていくのと重なり、説明不足、描写不足で勝手にお話が進み、勝手に決着がついていく。=つまらない。。
どのキャラクターも薄味。

肝でもあるノートが本物かどうかを敵味方が確認するという大事な場面で
切れ端だけ本物でノートは偽物もしくは持ってきてないことは疑わなかったり
2匹の死神しか確認せず、残り4匹(4冊)については全面的に憎き敵を信頼したり
キラはロッカーで捕まってもおかしくないのに、やっぱり信用してるから、その心配はしてないし、しっかり捕まらない。
こういう所が非常に多く緊張感がない、どうでもよくなる要素の一つです。

警察、探偵側が用意したサイトにキラをアクセスさせ居所を探ろうというシーン。
どっちも頭悪そうという点は置いといて

良いこと思いついた!

と言って警察に居所にわざと突入させ
(この、わざわざ罠ですよって先に観客に伝える逆効果よ!)
普通なら爆弾でもしかけて、証拠と共に爆発が主流だろうけど(それをされても今更感ですが)
゛いいこと゛が、まぁしょぼいこと
突入させた意味は全くない。
先に罠と断言して、あえて上げたハードルの意味は?!?

逆効果シーンなんか入れてないで、部屋を調べ犯人の痕跡、髪の毛一つでも探してるシーンとか入れるべきでは、、、。
おままごと、警察ゴッコをしてる様に見えてるのに、ますます本気で捕まえる気がない様に見える。
調べてるよ。わざわざ絵にしないよ。
ってことかもしれませんが、いよいよどうでもよくなってきます。

池袋ウエストゲートパークキングよろしくの竜崎がわざわざ素顔を晒す理由も説明不足。
殺されるだろそりゃ!
で案の定倒れて絶叫する仲間達。

私の理解力が無いのか、女刑事が本物のキラを見抜いてたシーンもわからない。
上層部はとっくにこの間抜けなやり取りの全貌がわかっての突入なのかも知れませんが、見てるこっちは置き去りです。

紹介し切れないほど各シーンそれぞれにツッコミが有り、本当に置いていかれてしまいます。

最後にどうしてもひっかかる7冊目は効果がないという設定は何故使わないのだろうか
いつ来るか、いつ来るかと待っていてエンドロールです。
じゃあ何故6冊なんて風呂敷を広げてしまったの、6冊も無ければ、ノート確認問題
も薄まるってもんよ!!?
なんの為に差し込んだ設定なのか、これも効果がわからない。
この映画、適当に作られたんじゃないか?!と思えてきます。

でも、ノートで人を殺す
ノートVS銃、ペンは剣よりも強し!
それは面白いと思いました。
パエリア太郎

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