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ブルーに生まれついてのCCCのレビュー・感想・評価

ブルーに生まれついて(2015年製作の映画)
2.8
うーん。チェットが大好きだからかもしれないが、この映画は好きではない。
そもそも、ラストのためだけに2時間使う映画は好きではない。
マイルスとディズが拍手するのならば、あの選択は至極普通。
また、イーサンが半年で“ほぼ”チェットになったのは凄いが、チェットの足元にも及ばないし、それはイーサンのオナニーである。
ボロボロになりながらも命と引き換えに音楽を選んだ欧州〜最期が観たかった。
そんなこんなで、申し訳ないが、悪い映画ではないが、個人的には非常に残念だった。

ちなみに、伝記からも分かる通り、ここで出てくる奥さんのジェーンは、架空の人物。チェットにこんないい人がいた試しはない(相手はほとんど娼婦)し、こんないい夫でもない、クズ野郎。天は二物(顔とジャズの才能)を与えた代わりに、悪魔を宿した。このあとオランダでの不可解な死に繋がっていく…。
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