ジャズトランペットのチェットベイカーの話。
彼の演奏以外知ってた知識は相当なジャンキーでひどいめにあったと言う事くらいでした。
映画は彼の絶頂期が過ぎ、クスリが原因でどん底期のみにスポットあてた映画でした。
マイルスデイヴィスとかの関わりなんかがあって面白かったです。
ただ映画的に振り幅がかなり小さく栄光との比較が伝わりづらく感情移入まではできませんでした。有名な人生の転機がすぐに来てしまって。
個人的にはどうやって成り上がってどうやってクスリで堕ちていったかなんかの山があった方が楽しめたと思います。
でも映画の全体の雰囲気がおしゃれで曇り空って感じである一定の空気感みたいのがずっと漂ってますのでそうなるとこんな作りの方で良かったのかな。
エンディングがすごくかっこ良かった。
