Sentokun

ブルーに生まれついてのSentokunのレビュー・感想・評価

ブルーに生まれついて(2015年製作の映画)
4.2
また良作と出会えました。

沁みる〜。

そして渋い。

こういうの待ってましたーと言わんばかりイメージ通りで大満足。

昔のジャズメン達は女、音楽、ドラッグに溺れるイメージがあるけど、まんまですね。

観賞しながらのタバコと酒がたまらんw

正直楽曲は知っててもチェット・ベイカーの事は全然知識が無かったので、あーでもないこーでもがなく、素直に観ることが出来ました。

マイルスの映画とどっち観るか悩んだけど、こっち観て正解だったな。

海辺での映像は綺麗で迫力もあり、音は勿論の事だったので、映画館で観ればよかったと後悔。

特にこの作品は色味がいい感じで、ブルーのフィルターがかかってるシーンはとても渋い。

「マイルスが見て来てるぞ」の冒頭とラストで繋がる所はマジでシビれる。

ステージ上でのジェーンと目で会話する所は見もの。

秋の夜長にまた見たいと思います。
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