のりちり

ミモザの島に消えた母ののりちりのレビュー・感想・評価

ミモザの島に消えた母(2015年製作の映画)
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溺死してから30年たった命日。
当時の家に行き、母が亡くなった場所が不可解なことを知る。
主人公は、なぜ母が亡くなったかを知りたくて、いろいろ探る。
父、祖母は怒る。

それが分かったとき、今でも許されていないことを母はしようとしたことを知る。
亡くなったのは仲の悪かった祖母のせい。
父は、仕事が忙しくて、母の事を構うこともしてこなかったが、世間体を重んじた。
それまで、もういいと思っていた妹も、祖母・父の態度が許せなくなった。

最後に母が自分たちと海岸を歩く映像が美しい。
本当に好きな人に見せる笑顔だった。

30年ってつい最近かと思ったけれど、当時子供だった人からすると遠い昔なんだなと思った。
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