どないやねん

スターリン主義の死のどないやねんのレビュー・感想・評価

スターリン主義の死(1991年製作の映画)
4.1
東欧の近代史に明るくないので、含まれる政治的なものがどういうことなのか把握しきれなかった。スターリンから独立したチェコの民主主義の赤ん坊がまた時代の亡者によって食われまたそこに芽生えたスターリニズムからまた民主主義の赤ん坊が生まれ…というメッセージか。西側諸国のシュルレアリズムがすぐに商業主義に順化したことに対し東側諸国の様々な思いを感じる。チェコが60年代以降のカウンターカルチャーの強い担い手になった理由をもっと色んな角度で知りたくなった。