このレビューはネタバレを含みます
フリッツル事件を基にした作品と聞いて、調べて見たけど、心がえぐられるくらいぞっとした。
生まれたときから、部屋の中しか世界を知らないという状況は想像しても仕切れない。
これは本物??と聞く子供の質問は、なんとも言えない感情だった。
脱出劇のとき、すごくハラハラドキドキした。でも、一番近い人に声をかけれたことにえらい!よくやった!って思った。
映画の半分は、監禁された時期を描いていたけど、後半はその後のこと。
子供目線での辛い出来事と、母親目線での辛い出来事があって、複雑な感情になった。
もう一度、〝room〟に母親と訪れたとき、クローゼットやイスにさよならしたことや、部屋縮まったの?って聞いたことは、印象に残った。
すごく怖くてつらくて、見ていられないシーンもあったけど、現実に起こったことが基になっていると思うと、知っているべきことがあると感じたし、2人には強く生きてほしいと感じた。。。