結構心削られる内容だったので、見る時は心して見てほしい。全くもってゴア表現等も見られないのに、凄く心がギューっと掴まれ、途中まで胸糞悪い気分だった。基本的に胸糞悪いのを見ても特にって感じなのだが、この作品はあまりにもリアルで感情移入し易いが為に、よりハラハラし、見てられない!って思ってしまう。
母と子の描写が丁寧に描かれており、5歳の子どもにとっては莫大な量の真実が降り注ぎ、相当なストレスだったと思う。「階段を降りる」という些細な動作まであんな演技が出来るのにビックリした。アイスを食べて痛がってるのは可愛かったｗ
そこしか知らなければ、それが「普通」であり「安寧」である。
おはようで始まりさようならで終わったのも良かった。
