このレビューはネタバレを含みます
良いと言えるのかは分からないけど
胸には刺さった。
“へや”にいる時は勿論だけど
“世界”に出てからの
想像を超える色んな苦悩にハッとさせられた。
特にやっぱり
インタビューで言われた
「子供を預けようと思わなかった？」という質問
今までジャックのためにって頑張ってきたけど、
それすらエゴだったかもしれない
とジョイ(母親)が考えてしまった瞬間
あまりにも残酷すぎた。
何にせよ幸せな方法なんてないんだよ
“へや”に入った時点で。
でも、本当は誰も悪くない。
全てオールドニックが悪い。
それだけ。
死刑でも許せないよね、こんなの。
気の済む処罰なんてないよ。
人の時間返してよ。
ジャックの言う
『(世界では)いろんなことが
どんどん起きて止まらない』はすごい言葉。
当たり前じゃないようで、とても当たり前なこと。
けど、それだけ時間が止まってたってことなんだよなぁ。
ジャックが愛おしい。
優しい子に育ってくれて嬉しい。
初めて犬に触れるシーン
何とも暖かくて泣けた。
観る前は前情報がなく
SFな話かと思ってたくらいなのに
実話を基にしている
何よりもリアルな話と知って
よりゾッとした。
