▼やたらと戦争色が強い今作。シリーズ初のアカデミー賞受賞作品(第16回アカデミー賞短編アニメ賞受賞)
▼トムとジェリーが喧嘩し合うのだがその様がまさに戦争そのもの。時代を感じさせる描写がとても印象深い。そして一つ一つのくだりがテンポ良く描かれているのでとても見やすい作品である。
▼トマト投げつけたり、牛乳パック爆撃機から電球落としたりコミカルシーンが豊富に揃えられているが中でも、爆竹を渡し合うシーンが一番好きである。そのシーンの音楽も最高。ここでも作曲家スコット・ブラッドリーの腕が光に光っている。