このレビューはネタバレを含みます
表情豊かな猫で感心して見ていたら、モデルになった猫そのものが出演していることに驚き。可愛くて癒される。時折ボブ視点になりカメラの画角が変わる演出がよかった。少し酔うけど。
ただ、癒し映画というより本質はジェームズの更生物語という感じ。イギリスの中毒者の支援体制なども学べることが多い。実際これくらい身近にドラッグがあって、依存者がいるのが現実なのだろう。断薬の離脱症状、見ていて辛かった。
どこかで見たことある話やと思ったら、アンビリバボーで10年くらい前にやっていたし、日本でもわりと取り上げられていた。
ボブは2020年に亡くなっているそう。老衰ではなかっただけに、ジェームズの気持ちを想像しただけで辛くなる。強く生きてほしい。