アメイジング・ジャーニー 神の小屋よりのKahoのレビュー・感想・評価

過去や死者と向き合うための宗教、信仰心と捉えれば、宗教色がある映画が苦手な人でも見やすいかも。

「なぜ神はこの世の悪を許すのか？」というのが懐疑的な人間からすれば大きな疑問で、映画の中でも問われていた点ではあるけれど、はっきり答えが見えたわけではなかった。

アウグスティヌスの言うところの神の全能の前では人間は無力であるけれど、「悪の原因は人間の自由意志によるもの」すなわち悪とは人間が自ら選んだものにすぎないっていう見解が少し垣間見れたっていう程度でした。