金の猫

マダム・フローレンス! 夢見るふたりの金の猫のレビュー・感想・評価

4.0
映画としては旦那のフローレンスに対する愛情を完璧なものを求めるのだろうけれど、現実には我々が日々感じている通り、愛情なんて移ろいやすく、完全体では無いのを皆んな知っている。
金だったり、名誉や地位だったりで、愛情と呼べるものの水位が増したり減ったり。
フローレンスの音楽や芸術に対する愛情のみが絶対的に変化しないで描かれる。
その絶対性に我々は憧れる。
誰もフローレンスを、笑えない。
金の猫

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