あん入りくるみぱん

ザ・ダンサーのあん入りくるみぱんのネタバレレビュー・内容・結末

ザ・ダンサー(2016年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

生い立ちの部分は掴みきれないところもあったが、アメリカとフランスのどちらも知っていたからこその考えで生きていたのだと思う。
父親の夢を自分でも信じていて進んでいくところや、女優からダンサーに急に目覚めるところに芯の強さを感じた。
ルイはそばでずっと応援していたのに最後まで報われなかったような。自殺を押し留めたのは愛情なのだろうか。
結果としてオペラ座の舞台に立てるようにしてくれたのが優しさなのか。
ロイは苦しみに溢れてて、途中からのイサドラの純粋な、自然なダンスがよかった。バレエを観に行った時にやっていたコンテンポラリー・ダンスがちょっとわかった気がした。
ロイは衣装がすごいといいながらも、結局1番大切なものはダンスで、その強い気持ちがかっこいいと思った。