渡辺智子

トランボ ハリウッドに最も嫌われた男の渡辺智子のレビュー・感想・評価

3.8
1950年代ハリウッドでは共産主義者を追放する通称赤狩によって多くの映画人がハリウッドを追放された、本作の主人公ドルトン・トランポもそのひとりでそれでも彼は独立系映画(主にB級アクション映画)に変名で脚本を書きまくる。周りの映画人はヨーロッパに渡ったり、圧力に屈したり、自殺したりするのだけど彼は屈せず遂に友人の名前で書いたローマの休日でアカデミー賞をとる、その後も黒い牡牛やスパルタカスといった話題作を発表する、彼はの周りにはカーク・ダグラスや独立系映画プロデューサー等の気骨のある映画人そして彼の家族がいて彼を支える。ハリウッドの裏面を描いた映画。日本名はちょっとおかしいきもしますが
蓮実先生とかの赤狩の本とか読むともっと作品の背景が分かるかも
渡辺智子

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