赤狩りの犠牲になった映画人は多く
その中でもダルトン・トランボは
不屈の精神と脚本家としての才能で
敵や裏切者をギャフンとさせた人
「ローマの休日」という名作を
別人名義で書いたのは有名な話だけど
それ以外の作品の裏側も知れて
興味深かったし面白かった
仕事中毒になって(薬もやりつつ)
家族を顧みれなくなってしまった姿は
妻や娘たち同様、悲しみと怒りも湧いたけど
何も罪を冒していないのに刑務所入れられて
名前を明かさず脚本を書かなければならない
トランボの精神状態を慮ると
致し方無いのかなという気持ちにもなった
ブライアン・クランストンは流石の名演
(私の中ではいつもミスター・ホワイト)
エル・ファニングも娘役で出ていたなんて
知らなかったな
それにしても、そんなにMPAは
共産主義者が怖かったのかな?
ヘレン・ミレンが演じていた元女優の
コラムニストも本当にあんなにトランボたちを
敵対視していたのなら謎(ネタのため?)
でも衣装(特にお帽子)は素敵でした