純粋に映画を、脚本を愛するダルトン・トランボが時代の波にのみ込まれて、もがき苦しむが、やることはただ1つ。脚本を書くこと、それだけ。
その荒波の中で偽名を使い次々と有名な映画の脚本を書き続けるトランボ。周りからバッシングを受けてもなお、それに屈せずひたすら書く。
やがて、弾圧の流れが緩和しだして、そしてキューブリック監督作「スパルタカス」でやっと自分の名前がクレジットされ、それを観たトランボの目には涙が。
この映画を観て、自分のことをちゃんと紹介できることがどれだけ当たり前のことなのかを実感した...