kalvin

トランボ ハリウッドに最も嫌われた男のkalvinのレビュー・感想・評価

4.0
『ローマの休日』の脚本家の一生。

赤狩りにあって服役した後の狂い書きが爽快!
家族で食っていくため、
書くしか能のない、とにかく書きたいおっさんが書きまくる。

名前なんかどうでもいい。
書いて書いて、作品でモノ言わす姿は、モノ書きの真髄ですな。
「黙って書かせろ、この野郎!」と言わんばかり。

ラストのスピーチから滲み出る人間愛も、名作を生み出す人ならでは。
後味が良く、しがんでも楽しめる作品でした。
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