享楽

トランボ ハリウッドに最も嫌われた男の享楽のレビュー・感想・評価

4.5
傑作。伝記映画はやはり主人公の人物の固有性即ち彼が彼自身であることの象徴みたいなものをどれだけ尺度の限られた中で映しているかが勝敗の別れどころだと思うが、トランボという脚本家の力強い躍起感がひしひしと伝わってきてエネルギッシュなオーラが伝染してくる最高の演出だった。ハリウッドという資本主義に対するトランボという共産主義。この辺の映画史に関してはまだまだ無知なところがあるためこれから勉強していきたい。映画は20世紀の映画史に対する知識が中途半端であっても見応え抜群です。
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