赤足

トランボ ハリウッドに最も嫌われた男の赤足のレビュー・感想・評価

4.0
1940年代〜50年代当時、アメリカで共産主義者を排除する運動が盛んであり、ハリウッド内でも思想的に疑わしい人々を排除しようと動きがあり、その中にトランボの名も

永遠の名作「ローマの休日」を作った脚本家のダルトン・トランボの半生を実話を元に作られた物語、当時の共産主義者に対する行為や思想、考え方などは差別的であり、彼らから全てを取り上げる様子など実話だけあり残酷でリアルであった!しかし、渦中のトランボはめげず挫けずに自分の信念の為に突き進む姿と家族や友人などの人間関係や展開は極上のヒューマンドラマであった。特にトランボの奥さんや娘とのやりとり、エンドロール、スピーチは感動的でウルっときてしまった。そして、隠された名作の裏側なんかも知ることができ、「ローマの休日」「黒い牝牛」「スパルカタス」の誕生秘話や制作の裏側でそんな事があったのかと歴史の目撃者にもなれらようなお得意感などもあり(笑)見終わった後はダルトン・トランボが脚本を手掛けた作品も鑑賞したくなることは間違いない!
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