なお

トランボ ハリウッドに最も嫌われた男のなおのレビュー・感想・評価

3.8
脚本家ダルトン・トランボの伝記映画。
トランボのタイプ打ちで始まるオープニング、ジャズの音楽もおしゃれ♫

ローマの休日、大好きなパピヨンもトランボ脚本参加だったのは知らなかった。

共産党員として活動、赤狩りで訴えられて投獄。その後は家族でメメキシコに移住。
トランボ名義でクレジットできない為、偽名で脚本。

ヘレン・ミレン演じる元女優が憎たらしい。
共産党員仲間だった俳優エドワード・G・ロビンソンとトランボの関係も興味深かった。

政府や映画界からの圧力の中、俳優カーク・ダグラス、監督オットー・プレミンジャー、B級映画会社のプロデューサーが、トランボを起用、この人達にスッキリさせられた。単にトランボの才能だけでなく、トランボが人間的に魅力があったんだと思う。
家族にも支えられたトランボ。
娘ニコラの誕生日のシーンは、娘が可愛そうだった。家族の危機を感じた妻が感情的にならず、トランボに胸の内をささやく。出来た奥さんだなぁ。
妻役はダイアン・レイン。美人だなぁ。
トランボ名義で受賞した時の妻の涙と、ラストのトランボのスピーチに感動🥺

(字幕)
なお

なお