Rin

ファブリックの女王のRinのレビュー・感想・評価

ファブリックの女王(2015年製作の映画)
3.8
マリメッコの創設者である
アルミ・ラティアの半生について描かれた作品。

映画というよりは舞台はスタジオのみで
演技の流れでキャストがセットを準備したりと
劇場でお芝居を観ている感じ。

私は実在した人に焦点を当てた作品や
自叙伝的なものがとても好きなので
評価は低いけども私なりに楽しめました。

マリメッコを愛して広めたいが故に
自分の部下たちを守りたいがために
どんどん消費も増えて孤独になっていくアルミ。

著名な人は必ず下積み時代があって
辛くて死にそうな思いをしながら
必死に信念を貫いて這い上がってきて
特にアルミの時代は戦後間もない頃で
女性の地位なんてないに等しいから
今では考えられないくらい辛かっただろうな。

いろんな批判や冒涜がありながらも
必死でマリメッコを守ってきたからこそ
今でも愛されているんだなぁと感じました。

終始暗いトーンではあったし
もう少しメリハリが欲しかったけど
ショーのシーンはワクワクした。
アルミがソファーでインタビューされてた時の
黄色のコートがかわいすぎて思わずググった♡笑
Rin

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