おっちゃん

愛しき人生のつくりかたのおっちゃんのネタバレレビュー・内容・結末

愛しき人生のつくりかた(2015年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

フレンチコメディーという触込みでイメージがつかないまま、下高井戸まで足を運びましたが、なかなかおもしろかった(タイトルはもう少し工夫した方が良いと思いますが…)。
「周囲が死をどのように受け入れていくか?」という重くなりがちなテーマを生活目線で描いていて、ほほえましくも感動的な映画に仕上がっていたような気がします。
同じようなテーマで書かれた小説「昨夜のカレー、明日のパン(木皿泉)」を偶々最近読んでいたので、より心に響いたのかもしれません。
かつて第二次世界大戦の戦場となったノルマンディーも美しく描かれていて、映像と音楽も美しく心洗われるようでした。戦争でかの地を追われたおばあちゃんが最後をそこで、というのも伏線となっていたようです。
鑑賞後は近くのイタリアンでおいしいピザとパスタをいただきながら、連れとこの映画の話の続きを楽しみました。