まこぞう

ソークト・イン・ブリーチ カート・コバーン 死の疑惑のまこぞうのネタバレレビュー・内容・結末

1.0

このレビューはネタバレを含みます

他の映画を観た後、たまたま時間が合ったので何となく観てしまったけど、こりゃ色々と酷い!

映画としても作りが酷いし、コートニー・ラブ(もちろん存命で実在の人)を大した根拠もなく人殺し呼ばわりで酷い。
カート・コベインのファンが観ても不愉快な気分になるであろう、誰のために作られたのかが不明な陰謀論映画。
よくこんなのがDVDスルーではなく劇場で公開されたなあと驚きさえした。

映画は酷かったけど、劇場の観客が面白かった。
私と同理由で前の映画から引き続き観ていたサボり丸出しのサラリーマンや、行き場がなくて来ているという風情のおばあちゃんは、絶対カート・コベインのことなんか知らないであろう。
極めつけは、ガタイの良い女子高生だなあとビックリしてよく見たら、真昼間からセーラー服をバッチリきめたおじさんでさらにビックリ。そんな感じで全く客層が掴めなかった。

あと映画が終わった後、「この映画で、彼は自殺ではなく殺されたという認識が広まるといいね」と真面目に話している観客がいて背筋が寒くなりました…。

どんな映画でもどこかしら魅力的な部分を探す努力をしているつもりだけど、これは無理です。
まこぞう

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