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ソークト・イン・ブリーチ カート・コバーン 死の疑惑の555zのネタバレレビュー・内容・結末

2.5

このレビューはネタバレを含みます

致死量の3倍のヘロインを摂取した時に自殺する意識が保てるか?と薬莢の位置が逆=他殺、が映画での陰謀説の根拠。
警察の捜索が性急で不誠実だったこともあろうが、これとコートニー妨害説は別の問題。
確かにコートニーはヒトとしては疑問符が付くヒトなのでラリったコートニーの言動におかしいと指摘したところで…。

はじめに製作者で探偵の彼が、いかに立派な人かが説明される訳だが、いまひとつ効果的ではない様だ。
警察を辞めて探偵をはじめる様な人ならば、警察を辞めた理由ぐらい明らかにすべきだ。たとえそれが親の介護であろうと何でも構わない。もちろんそこに人柄がでる訳だが。

コートニーからのカート捜索の依頼シーンの後に遺体発見前日の発見場所の捜索となるが、これが…雑で突っ込みしてくれと言わんばかり(笑)

元警察の認識ではたとえ同行者の確認を得たとしても不法侵入及び器物破損は問題にならないのか?。

遺体発見時入口のガラスが割られていたならば、割って侵入した探偵も容疑者若しくは共犯者と疑われてもしょうがないんじゃない?
自殺だとそこも不問なんですかね。

この後時間を追って経過が示され検視に関して異議を申し立てる人のインタビューが間に挟まれる。

つまり、制作側はコートニーの黒幕暗殺説を唱えているが、インタビューの内容は捜索に問題があることにこそ触れてはいるがコートニー陰謀説を肯定している訳ではない。
見終わって直ぐの感想としては探偵に対して支払いが充分ではなかった(作品の中に口止め料と何度か出てくるが)ってこと?
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