なつそら

暗殺のなつそらのレビュー・感想・評価

暗殺(2015年製作の映画)
3.8
予告を見て面白そうと見たい映画に登録していた作品。

2015年製作。
監督はチェ・ドンフン。
前作の「10人の泥棒たち」からたくさん出ているので俳優陣はよく見る人ばかり。
あの映画は個人的には合わなくて面白さを感じなかったけど出ている人たちは好き。
「猟奇的な彼女」のチョン・ジヒョン
大好きな作品である「新しき世界」のイ・ジョンジェ
これも面白かった「ベルリンファイル」のハ・ジョンウ、彼は「10人の泥棒たち」には出てないですが。
名脇役のオ・ダルス、最近観た「ベテラン」にも「殺人者の記憶法」にも出てた。
こんだけ揃ってたら間違いないでしょう。

ストーリーは結構好き。
ただ、ちょっとだけ風呂敷を、広げすぎちゃったかな?
双子の姉妹も、抗日から親日に変わる愛国者の話も、ハワイに憧れる殺し屋も全部面白いんだけど、もうちょい深く描いて欲しかったかな?勿体無い。
その他の歴史的な肉付けについては、韓国目線で描いているので、疑問を感じるところも多々あるし、変な日本語を使うしとマイナス面も散見されるんですが、面白さが全てカバーしてる感じかな?

チョン・ジヒョンがすごく良かったな。
ウェディング姿の殺し屋ってカッコいい!
弾を補充するところなんか惚れちゃいそう。
狙撃時のメガネもたまんない!

意外と速射砲の活躍もカッコよかった。
あまりよく知らない俳優さんでしたが。

オ・ダルスも好き。助けに来る登場シーンはあんな格好だけどカッコよく見えました!

韓国が描く日本の姿を見るのは嫌気がさすかもしれないですが結構面白いのでオススメできます!
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