中盤までは普通に面白くて笑って観てましたが、冷静になるとかなり怖い話ですよね、これ。
ラストとか、特に。
ゾッとする。
あのテレビマンと、おばあちゃん...
人って結局思い込みで生きてるし、どんなに自分の意見を持っていても簡単に流されるから、こういういい意味でも悪い意味でもカリスマ性のある人にはやっぱり逆らえないんでしょうね。
特にわたしみたいな、はっきり自分の意見もなく、たまにちゃんと意見があってもみんなの反応が怖くて結局自分の意見も気持ちも隠して、適当に生きてる優柔不断な人間はね。
この人の言ってることおかしいな、やばいな、とか思っても、これだけ力強く説得力あるように言われるとね、もうそっちの意見になっちゃうんですよね、自分の中で💦
日本にこんな人がいたら...
本当にテレビをみているような、ドキュメンタリー風の作りで。
というか、顔にモザイクとかあったから、たぶん一部は本当にそういう感じで撮影してるんですよね、きっと。
だから余計にリアルで、怖かった。
ほんとに単純に、ヒトラーを扱った笑えるコメディだと思っていたので、ちょっとびっくり...
というか、後半から怖すぎてはまれず...
いや、ある意味はまりましたが...
でもトータルで、観てよかったです🙇🏼♀️
というかあれですね。
ヒトラーに好意的というか、受け入れられる人はあまりいないと思うのですが、わたしは小学生の頃に読んだアンネフランクの伝記や日記が衝撃でとても印象に残っていて。
だからだんだんとどうしてもこの話が笑えなくなってきて。
これが映画で本当によかったと思いました。
そして、あのモザイクの一部のところにドッキリ的な感じで出る側じゃなくてよかったとも。
まあ、そこまで考えて観る映画ではなくて、笑って観る映画だと思うので、わたしがあれなんでしょうね(´<_｀ )💦💦
