にっきい

幽霊ゾンビのにっきいのネタバレレビュー・内容・結末

幽霊ゾンビ(2007年製作の映画)
2.3

このレビューはネタバレを含みます

夜はエログロナンセンスをネタバレで。
夜にっきい始めました。

ホラープレデター部11月課題"ゾンビ"その②

白石晃士監督がメジャーになる前の作品。
こんなタイトルやけどホラーコメディ。

タクシーに轢かれて死んじゃう異端の民俗学者 平野礼二って、まんま諸星大二郎の【妖怪ハンター】の稗田礼二郎やん(笑)
名前だけやなく、見た目まで寄せてるし。

まあ演技が下手過ぎるのはB級ではいつもの事やけど、1番まともな演技してたやつがゾンビになって早々に退散は残念。

アイドル役の女の子より、最初にタクシー乗ってるケバ目の女の子の方が美人だよ?(笑)

何時も不運なタクシー運転手が山の中で民俗学者を轢き殺してしまう。
実は300年に1度の鬼の封印が弱まる日に、若者がイキって封印を解いてしまい村中ゾンビだらけになっていた。
村出身のアイドルが友達と会うために村に戻ってきていて、ゾンビから逃げるためにロッカーに隠れて、その鍵を学者が持って助けを呼びに行ってる最中に轢かれた無念で運転手に取り憑いた。
運転手を使ってアイドルを助けたけど、運転手もゾンビになって大ピンチ!
でもアイドルの事が好き過ぎて、ゾンビになっても意識を持ったまま、彼女を救うために奮闘する。
ケバい女の子がアイドルのお姉さんで、再会した2人はタクシーに乗って脱出する。
それを見送る学者幽霊と運転手ゾンビの手にはアイドルのサインが、でおしまい。

最後は感動的な話に持って行ってたけど、演技・脚本・演出と3ッ揃って残念やったからなぁ。

こないだ【ハーフゾンビ】や【ゾンビブライド】のゾンビが、色白血管浮き出て、目の周り黒くてゾンビって斬新って書いたけど、これのゾンビは全員真っ白な服が血で汚れてるだけで、メイクすらしてない素顔でゾンビって言い張ってた(笑)
にっきい

にっきい