ちゃみろー

諜報員ブルント 第4の男のちゃみろーのレビュー・感想・評価

諜報員ブルント 第4の男(1987年製作の映画)
2.5
スパイ映画でお馴染みのイギリスの二重スパイ、「ケンブリッジ・ファイブ」を描いた現代史ドラマ。画質最悪。5人のうち4番目に身バレした王室付き美術鑑定家、アンソニー・ブラントと、「アナザー・カントリー」のモデルとなった外交官、ガイ・バージェスだけが登場する。充分に事前知識があった上で映像を見て復習するための作品で、元の事件や人物を知らなければ全く意味不明で単なるガマンタイムである。映画やドラマは彼らの若くて美しい頃を描いたものが多いのだが、こちらはオジサン同士のチューやら抱擁やら何やらである。ルパート・エヴェレットが老いるとアンソニー・ホプキンス(過剰演技でウザい)になるのが時の流れである。冷戦終結前に制作されているので、当時の時代感はわからないけど、二重スパイのオッサン達より、ヒスの奥さんに圧力をかけられてペラペラ真相をしゃべったり、密告する元同級生の方にイラッとしたな。
2017.9.10 DVD(字幕)
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