2014年、ロビン・ウィリアムズ国内リリース最後の主演作品
絶頂期のロビン・ウィリアムズから比べると切れ味もなく大人しい感じに思えるが、63才で自死を選んでしまったロビンの病状を考えると認知症や鬱病など抱えてよくこの演技を遺してくれたなと思う。
銀行に25年勤め人望もあり栄転の話もあるノーラン(ロビン・ウィリアムズ)妻とは円満だったが完成された人生に変化を求めていたのか。
薄く笑った表情がノーランの人生を表しているようだ。
車で男娼のレオ(ロベルト・アギーレ)を轢きかける。レオに惹かれたノーランは、彼に自分の価値観でまともな生活を彼に押し付けるが…。
さすが名優ロビン。嘘をつく時の表情を匠に表現。
レオと住む世界が違うのにカネでカタをつけようとする嫌な人間性や嘘が膨らみ盤石に思えた生活が壊れて行く。
友人役ボブ・オデンカークも良かったです🍢
原題「Boulevard」って大通りや並木道って意味でシークレットじゃないなぁ…原題も調べるの大事ですね。
今作を紹介してくださったのんchanさんのレビューに感謝💕
追記
ロビンはその優しい顔立や映画作品でのゲイ役から、ゲイの方たちからその死を悼み「名誉ゲイ」や「心の恋人」とされていたそうですが、再度調べ直したら本人がゲイかどうかの記述が見当たらなくなっていたので、今回のレビューからロビンがゲイである記述は消させて頂きます🙇申し訳ありません💦